胃カメラ、大腸カメラ検査をするすべての患者様に静脈麻酔を使用します。
また、消化管を膨らませるのには、従来のエアー(空気)ではなく炭酸ガスを採用しているため、検査後にお腹が張って苦しくなるというような検査後の苦痛がほとんどありません。
北青山Dクリニックの内視鏡検査の特徴は「苦痛の少ない検査」であることです。これにより定期的な検査をストレスなく実現し、消化管(胃・食道・大腸)のがんを含む重大疾患の早期発見、予防に励んでいます。
次世代内視鏡機器レザリオを使用しています。
波長の異なる2種類のレーザー光(白色光用とBLI用)を用いて消化管粘膜表面の微細な病変の観察が可能となっています。
レザリオは、レーザー光を用いたシステムで、早期癌の発見や質的診断に極めて有益な先端医療機器です。
北青山Dクリニックではがんセンターで修練を積み、現在東京大学医学部附属病院などで第一線で従事している医師が中心となって検査を担当しています。
当院での日帰り手術から東京大学医学部附属病院を始め、専門病院へ迅速に紹介します。
いままで「苦痛の象徴」とされていた、『胃カメラ検査』について、担当医の内視鏡技術と独自の麻酔方法の確立・提供により、ほとんど苦痛を感じることなく検査が可能となりました。
その結果、胃カメラ検査を受けられた99.9%、大腸カメラ検査を受けられた
96.8%が「苦痛ではなかった」と回答しました。
当クリニックで提供している胃カメラ・大腸カメラ検査時の「麻酔」は、比較的早期に麻酔効果が得られ、また早く覚醒する(さめる)効果があります。そのため患者さまは検査中ほとんど痛みを感じることはありませんし、検査後も早期に日常生活への復帰が可能です。
これは、利用する麻酔薬が効果的であることと、当院医師が過去に麻酔科医として多くの経験と実績を積んできた技術によるものと言えます。
※ただし、過去に開腹手術の経験のある方や何らかの原因で腸に癒着の強い方は、大腸カメラの際に相応の痛みを感じる場合があります。その場合は麻酔量を調整して対応しています。
当院は、苦痛の少ない内視鏡検査を「卓越した麻酔技術と適切な麻酔薬の利用」にすることにより実現しています。
当院で利用している「プロポフォール」という麻酔薬は、消化管内視鏡検査で使用する麻酔薬としては欧米において極めて一般的です。
そして、日本医事新報にも、内視鏡検査の麻酔薬として既存の麻酔薬よりもプロポフォールが有益だという報告がなされたことがあります。
静脈麻酔を適切に使用してきたことによって、当院における内視鏡検査の患者さん満足度は「98.5%」、極めて高い「検査リピート率」という結果を実現するに至りました。
特に大きな病院で過去につらい内視鏡検査を受けた方ほど高い満足度を実現しています。
当院は、苦痛の少ない内視鏡検査を「卓越した麻酔技術と適切な麻酔薬の利用」にすることにより実現しています。
消化管の中で特にがんが発生しやすい食道・胃・大腸の精密検査として、内視鏡検査(胃カメラ、大腸カメラ)は極めて重要な検査であることは今さら言うまでもありません。そして、この内視鏡検査の技術は、国際的に日本がトップレベルであることも広く知られるようになってきました。ところが、内視鏡検査は、鎮静処置を加えなければ極めて苦痛が強いのですが、一般的には鎮静処置を付加することなく実施されるため、検査が必要なことはわかっていてもそれを受けることを嫌う方が極めて多いことが従来から問題視されてきました。
しかし、内視鏡検査の際に静脈麻酔を併用することで、"苦しくて痛い"ことが常識だったこの検査が、"痛みが少なくて楽な" 気楽に受けることができる検査へと今や大きく変貌していることを、皆さんご存知でしょうか。眠っている間に内視鏡検査が終わるという手法が確立されているのです。
当初は、ミダゾラム(商品名:ドルミカム)やジアゼパム(同:セルシン、ホリゾン)という静脈麻酔薬が、内視鏡検査の苦痛を除去する薬剤として使用されました。ところが、これらの薬剤は、薬の効果が切れるのに相当の時間を要するため、検査中にしっかりと眠れる量の麻酔薬を使用すると、検査が終わっても麻酔がなかなか醒めないことが課題でした。検査は楽だったけれど、麻酔から覚めた後、けだるさや眠気などの麻酔後遺症が相当に残るという声がしばしば聞かれました。検査が終わって普通の状態になるまで比較的長い時間(30分以上)を要すことから、医療機関側にとっても効率的に検査をこなせないことがあります。
ところがプロポフォール(ディプリバン)という新しい静脈麻酔薬が開発され、内視鏡検査における静脈麻酔の内容は大きく進化しました。この薬は、ミダゾラムやジアゼパムに比べて、効きも醒めも極めて速く、検査終了後に間もなく日常生活に復帰できることが大きな利点です。妊婦や授乳中は使用できない、冷蔵保管が必要であるなどの注意点はありますが、極めて安全で使いやすい薬剤です。ただし、その効果の早さと使い勝手の良さから不眠治療などへの乱用や過量投与による有害事象の指摘もあり、その使用においては経験豊富な医師による管理が必須となります。ただし、これら管理上の注意点は他の薬剤と特に変わりありません。
ミダゾラムやジアゼパムに比べて新しい薬剤であるプロポフォールの使用経験のある医師はまだそれほど多くないようですが、プロポフォールを用いた内視鏡検査を経験した医師の殆どがその有用性と利便性を認めています。麻酔の切れが早いだけでなく、麻酔に伴う呼吸抑制の回復も速やかなことから、効果的でより安全な静脈麻酔薬と評価されており、今後はプロポフォールを用いた内視鏡検査はさらに普及していくことが予測されます。
一方で、「経鼻内視鏡検査」という、口からではなく、鼻からより細い胃カメラを挿入する方法も開発され普及しています。この方法は、舌根部への刺激が少なく嘔吐反射が出にくいことが特徴です。静脈麻酔を使わなくても苦痛が大きくないのと、麻酔管理の必要性がないことから、この方法を採択する医療機関も増えています。しかし、患者さん側にとっては、鼻腔が狭い場合には鼻から挿入できない、検査後に鼻の痛みが強く残ることがあり必ずしも楽な検査ではありません。検査医側にとっては、経口内視鏡と比較すると操作性が悪く解像度が低下するため、病変の見落としの心配があります。
以上を踏まえて、北青山Dクリニックでは2000年の開業以来、全ての胃カメラ・大腸カメラ検査において、プロポフォールを用いた静脈麻酔を用いて苦痛の少ない内視鏡検査を施行し続けています。喉の噴霧麻酔も、検査前に胃の粘膜を整える薬(苦くて飲みにくい)を使用することなく、検査台に横になって間もなく眠り、知らぬ間に検査が終わって検査後速やかに日常生活に戻ることが可能です。我々医師もこの検査を受けることがありますが、仕事の合間に30分ほどの時間を作って検査を受けています。
プロポフォールを用いた静脈麻酔は、内視鏡検査のみではなく、日帰り手術においても採用しています。北青山Dクリニックでは、2000年から3万件に及ぶ静脈麻酔を用いた検査及び治療を実施していますが、重篤なトラブルは一例も発生していません(数例のアレルギー症-蕁麻疹など-や麻酔効果が弱く薬剤を変更した症例はあります)。
「苦しいので二度と内視鏡検査を受けたくない」というご経験をされた方は、是非、当クリニックで「眠っている間に終わる楽な検査」を受けて頂けたらと思います。
当院は、「苦痛の少ない内視鏡」を実施することで、皆様がストレスなく検査を受けられるよう留意しています。そして、以下にあげるポイントが当院の高品質の検査を支えています。
(がんセンター、東京大学医学部附属病院などで豊富な臨床経験を積んだ各専門医が検察を直接担当します。)
(麻酔代当院負担)で提供
以上の3要素により、患者さまにとっては極めて満足度の高い(苦痛の少ない)検査を実現しています。
苦痛の少ない内視鏡検査を提供することにより、恩恵の大きい定期的な検査が気軽に受けやすくなり、結果として、疾患の早期発見や進展予防の実現に大きく寄与することになります。
一人でも多く方が、苦痛の少ない内視鏡検査を定期的に受けて、ご自身の健康管理、疾患の早期発見・予防を実践して頂くことを願っております。
当院での消化器内視鏡検査は東京大学医学部附属病院で機能している内視鏡医、大腸外科医の協力のもと行われております。万が一、入院管理下で行わざるを得ない極めて高度な内視鏡的治療や手術が必要な疾患が発見された場合は、東京大学医学部附属病院の専門医のもとで治療を実施することも可能です。
また、北青山Dクリニックでは、東京大学や慶應大学の附属病院、関連病院で診療と研究に従事している各専門分野のドクターが相互に有機的に連携しています。 検査の結果見つかった疾患や症状、または表面に現れている疾患とは一見関係性がないと思われる症状でありながら、実は背後に重い病気が隠れている場合があり、各専門医が有機的に連携して初めてその発見につながることがあります。
身近で、そして信頼できるクリニックとして、総合医療サービスの提供を目指しています。